Cocktail Break      
大人の女性のロマンチシズムとエロチシズムを快く刺激する、すてきなオンライン小説、イラスト、コミックを、
         有名無名、年齢制限あるなしにかかわらず、はっちがご紹介してまいります。
            女性向きですが B L はありません♪
                                                
【 2008年05月 】 の更新履歴
05/15 携帯版へようこそ!   【 はじめに 】 
05/15 携帯版CAUTION  【 はじめに 】 
05/15 お し ら せ  【 パソコン閲覧専用 】 
05/17 はじめての夜  【 NOVEL ファンタジー 】 
05/18 生存的なくちづけ  【 NOVEL ファンタジー 】 
05/25 幻 影 金 魚  【 NOVEL 現代 】 
05/31 見つめるだけの  【 NOVEL 歴史 】 
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          携帯版へようこそ!  
ご来訪ありがとうございます。

こちらはCocktailBreak携帯版です。
携帯版とはいえ、記事はパソコン閲覧専用の本館と共用でして、目新しいことは何もございません。携帯サイトさまをメインにご紹介しているわけではございませんし、むしろ、ご紹介のサイトさまのほとんどはパソコン専用サイトさまです。

しかし、携帯版の手直しが8割方終わってから気がついたのですが、FC2には携帯変換という大変便利な機能がついておりまして、FC2からのリンク先は、それがPCサイト専用サイトであっても、自動的に携帯用に変換して表示されるそうです。携帯サイトがおありの場合にはそのアドレスを別に記しますが、それがない場合も、この変換機能によって携帯からもご紹介の作品をご覧になることができます。(詳しくはこちらから

                                    アイコン本 続きを読む

元々パソコンで閲覧するためのサイトをむりくり携帯用に変換させるわけでございますから、見やすい画面とは申せませんが、携帯画面でご紹介作品をご覧になるにしろ、ならないにしろ、携帯版CocktailBreakは、パソコンの前にお座りになれない時のツナギ?としてご利用いただけたらと存じます。

但し、本館ご愛顧の皆様はご存知の通り、管理人の書く記事は長文であり、ご紹介記事によってはイラスト作品なども展示しております。バケット代が嵩張りそうですので、使い放題の設定をなさっておられない場合にはくれぐれもご注意くださいませ。

(FC2携帯変換には、バケットの節約モード、画像を表示するしない等の設定ができるようですので、携帯でご紹介サイトさまを訪問なさる場合に、必要な方は、ご自身の携帯画面で調整なさってくださいませ。しかし、残念なことに、こちらの携帯版CocktailBreakの記事内容には、その調整や設定ができません。申し訳ございません。<m(__)m>)

ただでさえ、パソコンに比べれば重く遅い携帯WEB環境ですが、それらに全く留意しないで書いていた管理人の記事でございます。色々と、ご不都合、ご不便な点も多いかと存じますが、ご容赦くださいませ。

お忙しい皆様が、ちょっと空いたお時間に、お手軽に、お気軽に携帯版CocktailBreakを楽しんでいただけたら、とても嬉しいです。

2008.5.15.
CocktailBreak 管理人
はっち 拝

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          携帯版CAUTION 
ご紹介する作品の多くに性的シーンの描写があり、中には、過激なものや特殊なものもあります。また反対に、年齢制限もなく性的シーンがほとんどないにもかかわらず、官能的な雰囲気があると、はっちが感じた作品もあります。しかし、それら作中の性的シーンの官能的な描写(性描写)は、それぞれの作者さまが独特の個性と雰囲気をもって描いておられ、私の印象や感想を述べた抽象的な言葉だけでは、正しくお伝えするのは難しいです。( 詳しくはABOUT )そのため、性的シーンについては、その描写の印象ではなく、あえて描かれているシーンの具体的な行為の内容について下記のようなマークで記しておきました。また、その作品、あるいはサイトの年齢制限についても合わせて標記しましたので、ご参照ください。
性的表現のある作品の場合、サイト上で、なんらかの注意を喚起していることがほとんですので、作品をご覧になる場合は、それらを必ずご確認ください。
                                    アイコン本 続きを読む

CAUTION マーク一覧


年齢制限は設けられていない 年齢制限は設けられていない

作中に15歳未満閲覧禁止ページがある 作中に15歳未満閲覧禁止ページがある

15歳未満の閲覧を禁止している作品 15歳未満の閲覧を禁止している作品

15歳未満の閲覧を禁止している作品 15歳未満の閲覧を禁止しているサイトの作品

作中に18歳未満の閲覧を禁止しているページがある

18歳未満の閲覧を禁止している作品

18歳未満の閲覧を禁止しているサイト 18歳未満の閲覧を禁止しているサイトの作品

性的(性交シーン)はない。(但し作品に官能的な雰囲気があるとはっちは思う)

性的(性交)シーンがある

自慰のシーンがある

同性愛のシーンがある

近親相姦のシーンがある

軽い拘束や目隠しなど苦痛を伴わないソフトなSM的シーンがある

性具などを用いた性行為シーンがある

縄の緊縛などのSM的シーンがある作品 縄による緊縛などのSM的シーンがある

肉体的苦痛を伴うSM的性交シーンがある 肉体的苦痛を伴うSM的性交シーンがある

レイプシーンがある レイプシーンがある

絵文字名を入力してください アナル性交シーンがある

人形をとっていない異形の者(魔物など)との性交シーンがある

輪姦・3Pなど、一度に二人以上との性交シーンがある

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          お し ら せ 
「携帯版Cocktail Break」 をリニューアル致しました!

今まで、備え付けのFC2全ユーザー共通仕様のテンプレートのまま放置状態だった携帯版ですが、この度、テンプレートを変更し、拙宅らしく?カスタマイズしてみました。パソコン版の本館になるべく似せてつくり、訪れてくださる皆様にもわかりやすい構成にしたつもりです。

また、FC2携帯変換によって、携帯端末からご覧になれば、リンク先のご紹介のサイト様もまた、自動的に携帯対応画面に変換されます。

携帯版をご覧になる方は こちら からどうぞ (パソコン画面からでもご覧になれます)

携帯版 Cocktail Break 
アドレス: http://cocktailbreak8.blog20.fc2.com/?m


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・短編 ・連作シリーズ /連載中/ 異世界 架空史 西洋風ファンタジー ・年下
          はじめての夜 
SITE NAME :  Romance in Farce
          http://www.romance-in-farce.sakura.ne.jp/top.html

MASTER  : R I F 様  

CAUTION :  18歳未満閲覧禁止サイトの作品   性的(性交)シーンがある作品

STORY ;  
大陸の北の公国ルースから、文化華やかなこと大陸一と謳われるガリィアへ嫁いできた公女マリー。彼女にとって、今回は二度目の結婚だった。二年前、15才だった彼女は先夫を、たった1ヶ月で亡くしていた。しかし、その短い結婚生活は、彼女にとってとても幸せとはいえず、惨めで苦しいものだった。正直もう二度と結婚などしたくはなかったマリーだが、公女としての義務は放棄できず、母国の利益を図るために再び花嫁となり二度目の初夜を迎えることになった。花婿は、一才年下の第五王子オーギュスト。知的好奇心あふれる無垢で純粋な王子だった。 
    
                                    アイコン本 続きを読む

INTRODUCTION :
オープンしたばかりのとてもフレッシュなサイトさまでございます。実は、こちらの一連の作品は、某巨大掲示板に投下され、その後、某巨大保管庫に貯蔵されていた作品でございます。私が、その某保管庫をあさっておりましたところ、こちら作品を見つけることができました。もう、あんまりおもしろいので、すぐさまご紹介したかったのですが、残念ながらその某保管庫には、アダルトバナーが設置されておりまして、致し方なく、その時は、別の場所でこっそりご紹介させていただきました。この度、めでたくサイトをご開設なさり、しかもそちらにはアダルトバナーは設置されておりません。ということで、晴れて、本館でのご紹介と相成りました。

男性にとっての初体験。それは女性にとってのそれと同じように、なんと申しますか、理想的なシチュエーション、ドリームというのが、やはりあるようでございます。それは男性向けのアダルト作品の一つのジャンルにさえなっているかのようでありますが、管理人がこっそり覗いたそれ風の作品の多くは、正直、「げぇっ、なにこれ、やってらんねぇ〜」で、ありました。まあ、男性諸氏が、女性むけのらぶえっち作品の甘ラブな初体験シーンをご覧になったら、同じように思われるかもしれませんので、それはそれでお互い様かもしれないのですが。

けれども、この作品はちょっとばかり雰囲気が違います。男性の初体験を題材とした作品は、男性作家による男性視点で描かれているものが多いと存じますが、こちらの作品は、女性視点であります。

二度目の結婚とはいえ、嫁いできたお姫さまとて、それほど経験があるわけではありません。
しかし、母国の命運を担って嫁いできた以上、彼女は、その責任を果たすため、夫たる王子と契り、いずれは子を成さなければならない。にも関わらず、この年下の王子さま、純真無垢で、学識は豊かだというのに、男女の営みについての知識が、まったくない。仕方なく、新妻は、夫の教育係を心中罵倒しながら、腹をくくって、それを手ほどきしていくわけです。作中、ヒロインは何度となく、「勘弁してよぉ〜教育係は今まで何を教えてたんじゃいっ!」という事態に陥るわけですが、そこが、女性として実感し、共感せずにはいられず、そしてまた爆笑せずにはいられないのです。ほっんとに、おもしろいです。女性が本気で笑える類まれなるエロティックコメディではないかと思います。

大変力量のある作者さまでして、この愉快な新婚夫婦を描いた一連のコメディは本当に楽しいのですが、他にも王子の兄王太子夫婦や、兄嫁を恋慕するもう一人の兄王子を描いたシリアスな作品などもとても読み応えがあり、シリーズ全てがおもしろいです。キャラの魅力も、舞台背景や設定の説得力も、ストーリーも申し分ありません。ロマンティックで、ドラマティックで、そしてもちろん、とてもエロティック!作者さまのご説明の通りの、『中世というよりは大航海時代あたりの、剣も魔法も出てこない仮想歴史恋愛小説』です。めったやたらと欧州の王家同士が婚姻をむすんでいたあの時代を彷彿させる、大変魅力的な王宮ファンタジー。一話完結短編連作シリーズです。


RIF様のサイトはこちら ちな♪

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・中篇 /完結/ 現代 ファンタジー 学園もの ・主従 ・幼馴染
          生存的なくちづけ 
SITE NAME  :   死 海 の 林 檎  http://deadseaapple.web.fc2.com/

MASTNER  :  た か し ょ う 様  
    
CAUTION :  年齢制限は設けられていない作品 性的(性交)シーンはないが官能的な雰囲気がある作品  

STORY ;
桧林中央高等学校には女王様がひとり。
女王様の側には黒獅子が一匹。
従順なこの獣は、ときおり主に頬を寄せて静かにくちづける。
彼らはくちづけのために生き、そのために死ぬ。
                                     
                                    アイコン本 続きを読む

過剰性吸血性疾患の患者は、体内で増殖した菌を排出しなければ生きていけない。菌を排出するときの条件はふたつ。体液の交換と肉体的接触。菌の排出が定期的になされない場合、保菌者は発作を起こしVPVに意識を乗っ取られる。出来上がるのはウィルスに支配された、一匹の吸血鬼だ。最悪の事態を避けるため、綜目の家が考え出した方法はレシピエントの保有だった。過剰なVPVを定期的に受け入れる受領者。綜目の人間はひとりにつきひとり、レシピエントをあてがわれている。繭美が黙って見つめていても、関谷は文句のひとつも言わずただ待っている。(女王様と従者)自分たちがそう呼ばれていることを、繭美は知っていた。彼女の脇にひっそりと立ち、彼女に従う関谷を周りは従者と呼ぶ。

他人に体液を与えなければ生きられない繭美。それを受け取らなければ生きられない関谷。ずっと共にに居たふたりだが、その関係に疑問を持ち始める。
        ―――本編より抜粋、ならびに作品紹介文より

INTRODUCTION  : 
大変遅くなって申し訳ございません。リクエストいただいた現代ファンタジーのご紹介でございます。(こちらの作品は完結しておりました!)

さて、秋葉原ににメイド喫茶なるものが出現し、ご主人様と呼ばれることを好む男性諸氏の人気を博して随分になりますが、それではメイド喫茶ならぬ執事喫茶なんてのはあるのでしょうか?
ありそうですが、あまり聞いたことないですねえ。あったとしても、それほどメジャーではないのでしょうか?

おっ〜と、なにもはっちは執事喫茶に行きたがっているわけではございませんです。(ホントに?)オンラインの世界でも、男性諸氏の秘めたる願望を満たしているがゆえに、ご主人様とメイド系作品が支持されているのと同じ様に、おじょーさまと執事に代表される女性主、男性従者系作品もまた、女性の夢とロマンを刺激してくれるわけでして、要は、自分に無条件で奉仕し、献身してくれる存在に憧れるのは、何も男性だけに限らないということを申しあげたかっただけでございます。

高貴な存在の傍らに、彼らに仕え、従い、守る事に身命を賭した従者が控えるのは古今東西それほど珍しいことではありません。封建制度の元では幼い時から主に仕える年若い従者の存在も当たり前でした。しかし、制度の崩壊とともに従者たる存在は、完璧な職業としてでなくては成り立たなくなり、従者の生殺与奪の権利さえ主がもっていた時代とは様相が一遍します。職業、つまり、労働に対して正当に金銭としての代価が支払われる以上、雇用主と被雇用者の関係は原則的にはフィフティーフィフティーであり、そこに本質的な意味での上下はありません。特に資本主義民主主義を基盤とした現代社会において、完璧な主従関係は存在しないといってよいでしょう。わずかにその名残を留めていたのは、日本でも、戦前、戦後まもない裕福な家ではそれほど珍しくなかった『爺や』や『婆や』の存在でしょうか。(言ってみれば、爺やが執事、婆やが女中頭か乳母)そして、もちろん、彼らは、幼く若い主によりもはるかに年長でした。年長である、つまり長く仕えたからこそ、始まりは純粋に職業として従事していても、徐々に主家に対する忠誠心も深くなり、やがては職業を超えた奉仕と献身ができたのかもしれません。彼らの中には、封建時代の従者を彷彿させる、主のための滅私奉公を当然とした者もいたでしょうし、古い物語にはそうした献身的な年長の従者、『爺や』や『婆や』がよく登場します。

さて、前振りが、大変長くなりましたが、今回のご紹介作品もまた、変則的ではありますが、それでも紛うことなき主従モノと言えるのではないかと思います。そして、これが重要なポイントでございますが、従者たる関谷は、主たるヒロインと同年の若者でございます。前述したとおり、『爺や』や『婆や』など年長の従者であれば、金銭を超えた献身や奉仕も理解できますが、年若く、しかも主とは異なる性の献身的な従者という存在は、実際にはありえない…あったとしても非常に稀であり、少なくとも、かなり不自然なわけです。

献身的な異性の(しかも美形の)従者に憧れる気持ちは私メにもございますので、そうしたカップリングの作品には心惹かれます。しかしながら、そのカップリングでありさえすればば無条件に楽しめるというわけではございません。実際にはありえないからこそ心惹かれ、フィクションたる物語の中で、その世界を楽しみたいわけでございますが、それにはその不自然さを、不自然と感じさせないだけの説得力が必要不可欠です。どんな物語にも言えることですが、それが特異な設定であればあるほど、その重要度は増し、まして本編のようにそれがヒロインとヒーローの関係の根幹をなすものであればなお更です。

さて、本編では、なぜにかくも若い二人に主従関係?が成り立っているのか、なぜに従者たる関谷が、主たるヒロインに献身し奉仕するのか、それは本編の根幹の部分でもありまして、しっかりと理由づけされ繰り返し説明されております。それはかなり変則的でユニークなファンタジーならではの設定(そこがまたたまらなくイイ!)でありますが、説得力は充分です。従って、この特殊?な二人の関係の上に展開する物語を、読者は不自然さや違和感を感じることなく楽しむことができるのです。

本編は、現代風?ファンタジーでありまして、学園都市桧林という、少しだけ不思議系の世界観によって成り立っている、少しだけ閉鎖的で少しだけ特殊な世界の物語です。ヒロイン繭美の家である綜目一族の特殊性や、この作品世界における神祇庁の役割など、ファンタジー作品ならではの設定もありますが、こと本編中に彼らが繰り広げるドラマや恋愛事情に関しては、彼らの関係の基盤である、VPV保菌者と受領者との必然かつ、エロティックな設定以外には、ファンタジー色はほとんど気になりませんでした。

主と従者と今まで述べて参りましたが、本編では正確には、主たる繭美は保菌者、従者たる関谷は受領者と呼ばれるております。二人が二人ともかなり合理的かつ冷静で聡明なせいもあり、理路整然としたその関係因果の説明を含めて、淡々と紡がれる文章には無駄がなく、物語はある意味とてもクリアでストイックな印象を受けます。それでいて、その極力感情をそぎ落としたような文章の行間からは、隠しきれないキャラの心情や情緒がちらちらと垣間見え、それがこの作品のなんともいえない不思議な魅力となっています。

それが一番端的にあらわれているのは、二人のエロティックなキスシーンだと思います。二人は感情のやりとり(愛情や欲望)抜きで、お互いの生命の維持のために、くちづけをかわしあうわけですから、(少なくとも、そのつもりで)作者さまはそこに余計な感情表現は排しておられますが、それでいて行為自体はかなり具体的に詳細に描写なさっているのです。なんと申しますか、そのアンバランスさのせいで、そのシーンが実際の行為以上にエロティックに思え、そして、感情表現が盛り込まれた普通のラブシーンにはない不思議な魅力を感じました。

愛情や欲望ぬきのくちづけを生命の維持のためにかわしあう二人。それだけでも十分エロティックですが、二人の関係が主従であれば、ドラマティックさ、ロマンティックさも倍増です。しかし、繭美は、その二人の関係に疑問を持ち出します。普通一般の恋愛モノとは一味違いますが、それでもお互いのへの微妙な感情を持て余し、それゆえに展開していく物語は、充分恋愛モノとして楽しませていただけるかと存じます。

現代ファンタジーというリクエストをいただきましたので、本編をご紹介させていただきましたが、長編、短編、完結、未完をとわず、多くの魅力的な作品が埋蔵?されているサイトさまであります。私メは連載中の 吸血鬼の王と少女の物語 『まどろむ赤月』 と愚王を暗殺するべく後宮に紛れ込んだ刺客がヒロインの中華風ファンタジー 『花を欺く』 に特に注目中であります♪

たかしょう様のサイトはこちら ちな♪

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・中篇 /完結/ 現代 ・幼馴染
          幻 影 金 魚 
SITE NAME  :   碧落の砂時計 http://hp.kutikomi.net/hisoku/   

MASTER  :   社大 (タカオ) 様  

CAUTION :  15歳未満閲覧禁止サイトの作品  性的(性交)シーンがある作品  自慰のシーンがある作品

STORY ;
 少女の身体が疼く時、赤い金魚が舞う――。
小6の夏、誰にも言えない秘密の出来事。
その日から不思議な幻覚を見るようになった高校生の女の子と、従兄の男の子の危うい関係
――この恋、どうなる。                                  
                        ――作品紹介文より  
                                    アイコン本 続きを読む

INTRODUCTION :
思春期の少年少女の性衝動、その成熟前の青い性の危うさと妖しさは、モチーフとして魅力的なのか、それを描いた有名な文芸作品は多いです。特定の相手への恋情や欲望がその根底、もしくはきっかけであったとしても、それが全てとも言い切れず、だからこそ、その生物学的には自然ともいうべき自らの衝動(発情?)に翻弄され思い悩まされるそれらの作品の主人公たち。しかしながら、そうした作品の多くが純文風であり、彼らは自らの性衝動、強いては性そのものの深遠を哲学的なまでにつきつめて考えようとしているせいもあり、まどろっこしいのが苦手な私メは、どーにも、頭でっかちに感じられて退屈であり、楽しめた記憶はございません。著者も主人公ももっぱら男性でありましたので、その頃の私メにとっては、所詮は対岸の火事、オトコノコはタイヘンだなあ…という感想くらいしか持ちませんでした。

さて、本編の主人公は高校一年の少女でありまして、彼女の内の性的な衝動が軸となり物語は語られてゆきます。主人公の性は女性ですが、同じく思春期の性衝動をモチーフとしながら、今まで私メが読んだ他の作品とは違い、本当におもしろく、楽しめた作品です。その要因は、主人公が同性であるという理由がすべてではありません。

従兄弟との性的な接触後、少女は、性的な衝動を覚えると、赤い金魚が目の前に見えるようになり、それは彼女を思い悩ませます。少女の性衝動を赤い金魚で表した作者さまのイマジネーションのすばらしさにまず脱帽です。ゆらゆらと少女の目の前を泳ぐ金魚の描写のその幻想的な美しさと妖しさ、危うさ、儚さ、そして可愛らしさ…。そうなのです、少女は、それこそ痛々しいくらいに思い悩みその金魚を持て余すのですが、私メにはそれが可愛らしく思えてなりません。少女ゆえの潔癖さを持つ彼女にとっては、厭わしく思える自らの欲望を体現している赤い金魚ですが、赤い金魚の可愛らしさはそのまま、少女が持て余している性的な衝動や恋情、欲望の可愛らしさを象徴しているに他ならず、トウのたった大人の読者としては微笑ましいくらいです。どれほど少女がその欲望を疎んじても、それに屈する自らを卑下しても、赤い金魚は赤い金魚であり、決してピラニアでも奇怪な様相の深海魚でもない。赤子のように無垢とは言えないかもしれないが、同じ位罪がない。

赤い金魚の可愛らしさと、その幻想的で浮世離れした美しさ、そしてある種の清潔感はそのまま本編を体現しております。少女もそして従兄弟の少年も、どれほど性的な衝動に翻弄されていたとしても、否、その衝動ゆえに、真摯であり、潔く、それは読んでいて羨ましさを覚えるほど目映かったです。性的な題材を真正面から描いたとてもエロティックな作品ですが、読者として印象に残るのは、青い性の生々しさではなく、瑞々しさであり、それはとても鮮烈でした。


社大(タカオ)様のサイトはこちら ちな♪

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・長編 /完結/ 歴史 ・年齢差 初恋
          見つめるだけの 
SITE NAME ;   Garden 
           http://www.geocities.jp/kiku_co_co/

MASTER  :  き く こ  様  

CAUTION :    年齢制限は設けられていない作品  性的(性交)シーンがある作品

STORY ;
舞台は江戸時代。その大名の姫として生まれた長子(ながこ)。
義兄であり許婚の静香。
ほのかな恋は、長子にはもう芽生えていたけれども、彼は??
読めない見えない静香の気持ちが、長子にはじれったくて……。
そんな彼女の前に現れたある男。彼は何者? 
そして恋の行方は……?
―――作者さま紹介文より

                                    アイコン本 続きを読む

INTRODUCTION :  
日本のお姫様はと問われて、私がまず思い浮かぶのは、長い黒髪で十二単を身に纏った平安朝のお姫様、そして、高くゆった髪に豪華だけれど重そうなかんざしを飾り、打ちかけをまとった江戸時代のお姫様です。しかし、オンラインの世界では平安朝のお姫様がヒロインの作品はよくみかけるのですが、大奥系の江戸時代のお姫様がヒロインの作品は、あまりみかけません。どれほど大切に守られていても、不心得な侍女の手引きひとつで姫君の寝所まで忍べた平安の時代と違い、いかに泰平の世とはいえ武士にとっていざという時には砦ともなる城や館は、そう簡単に忍び込めるものではありません。ただでさえ女性にとって貞節が、未婚であれば処女性が、その命にも等しいとされていた時代です。ましてそれが高い身分の武家の姫君ともなれば、堅牢な屏や石垣、忠義の家臣に十重二十重に守られていたに違いなく、平安の世のように、そうそう一夜の過ちなんてことは起きなかったでしょう。女性の身分とその自由度が著しく反比例していた時代、しかもアクシデントが起こる確率も皆無に近いとなれば、この時代の姫君をヒロインとした恋愛小説は、設定からしてかなり難しいのかもしれません。この作品は、そんな希少な江戸時代のお姫様を描いた作品であり、ジャンル?としての目新しさを割り引いても、とても新鮮な魅力があり、楽しませていただいた作品です。

さて、本編は、大名家の一人娘、長子姫の恋のお話であり、彼女の視点で物語は語られてゆきます。他の作品もそうなのですが、この作者さまはとても柔らかい文章で物語をつむがれる方でして、その文体が本編、そしてヒロイン長子の雰囲気にぴったりとはまっております。剣の稽古が好きだったり、少々お転婆ではありますが、おっとりと柔らく、甘やかなヒロインの語り口は、まさにお姫(ひい)さまそのものです。オンライン作品に高貴な女性を主役に据えた作品は珍しくありませんが、語り口一つで、ここまでそのヒロインの育った背景、環境、(つまりはお姫様そだちだと言うこと)を読者にすんなりと自然に感じとらせ、そしてそれが魅力的に見える作品はそうないと思います。

どうもお嬢様育ちのキャラはえてして、庶民派のヒロインの仇役に設定さることが多く、タカビーであるとか、わがままであるとか、どちらかといえば否定的に描かれることが多いです。そうではなく、善玉やお嬢様設定のヒロインの場合にも、必ずといってよいほど彼女たちへの褒め言葉として『お嬢様らしくない』という形容詞がつきますし、ストーリーの展開上、苦労にもまれたヒロインがお嬢様らしさを失っていっても、それは成長の証とされ肯定して描かれることがほとんどです。

そうした物語に慣れていたせいか、本編のヒロイン長子のお嬢様らしさ、もとい、お姫様らしさは本当に新鮮でした。なにしろ彼女は情事の後の帯すらも一人では満足に結べないほどの生粋のお姫様。その彼女のお姫様気質は、最後まで損なわれることはなく物語は綴られるのですが、それはちっとも嫌味ではなく、彼女のそのお姫様気質こそが、この物語の魅力になっているように思えます。読み進むうちに、私メも、世の殿方が、多少世間知らずでも、育ちのよい、お嬢様タイプの女性にひかれるという気持ちがちょっとだけわかったような気がします。世間知らずなところが可愛らしくて構いたい、危なっかしくもあるので目が離せないし守りたい、そしてその甘やかで柔らかい彼女の雰囲気や空気に触れて癒されたい…世の男性、そして本編のヒーローがそう思うのは無理がないと思いました。それくらいヒロインは魅力的です。言葉でご説明するとありきたりになってしまい、その雰囲気をお伝えするのは難しいですが、ご一読いただければ、私メのいわんとすることは、きっとご理解いただけると思います。

さて、一番最初に述べましたように、闇の中から忍んでくる恋人を待っているだけでよかった平安時代の姫君と違って、江戸時代のお姫様を主役に据えるのであれば、お姫様自身に屏の外へ出て来てもらわなければ物語は進みません。この時代の姫君の常として狭い世界で生きてきた長子は、出会うべくして出あった義兄でもある許婚へのほのかな恋心を温めてきましたが、優しくはあっても、彼女へ隔てをおく彼への不安や不満を持て余し、姫君にはあるまじきことながら、たびたび市中へ出向きます。そこで出会った第三の男?に唆されて、許婚の心を確かめる企てを謀りますがそれがきっかけとなって彼の秘密を知ることに…。

という感じで物語は動いていくのですが、世間知らずな故に、少々幼いところがある長子ですが、同時にすれていない素直さはとても可愛らしく、彼女が許婚へ抱く片恋のせつなさとやるせなさ、いじらしさはじんわりと胸に沁みます。そんな世間知らずな初心な長子の恋が、物語が進むに連れて、次第に色づき大人めいていくあたりの描写は、まるで露に濡れた花の蕾がほころぶような艶があり、しっとりと官能的な雰囲気です。物語の背景となる江戸市中の様子もさりげなくそれでいて丁寧に描かれ、謎の男?の快活なべらんべえ口調もまた江戸の侍っぽくて粋に思えました。そんな彼が長子にその思いの丈をぶつける時だけはべらんべえ口調が影を潜め、口から出るのは短くもストレートで女心を鷲づかみにしてしまう殺し文句というのもヨカッタです!どんな台詞かは、読んでからのお楽しみですわン♪柔らかな文章は読みやすくはあっても丁寧で、そして本当にわかりやすいですので、さくさく読めます。

恋愛作品ならではのドリームも多分に含まれておりますが、作者さまは、江戸の情緒を滲ませるだけではなく、背景となる時代のはずせない部分はしっかりと把握なさっている作品であると思います。ですから、恋愛モノがお好きであれば、この時代の作品一般がお好きな方が読まれても興ざめしたり、違和感を感じることなく、楽しませていただけるのではないかと存じます。本編の続編 『シンプルデイズ』 や『たまゆらに花を抱いて』、ビクトリアン風の異世界召還系 『甘やかな月』シリーズもおすすめです。


きくこ様のサイトはこちら ちな♪

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