Cocktail Break      
大人の女性のロマンチシズムとエロチシズムを快く刺激する、すてきなオンライン小説、イラスト、コミックを、
         有名無名、年齢制限あるなしにかかわらず、はっちがご紹介してまいります。
            女性向きですが B L はありません♪
                                                
・長編 /連載中/ 異世界 架空史 西洋風ファンタジー
          帝王に愛された女 
SITE NAME  :   碧い羽根の軌跡    

MASTER  :   Cherry 様  http://cherry-rin.hp.infoseek.co.jp/
 
CAUTION :  年齢制限は設けられていない作品  性的(性交)シーンがある作品  レイプシーンがある作品  一度に二人以上との性交シーンがある作品  残虐・流血シーンがある作品

STORY ;
大国オーシライに無謀な戦をしかけたカティラゴは滅んだ。父王も母も、そして幼い弟皇子も目の前で殺され、ティシアは恐怖に震えながらも、王族としてふさわしい最期を迎えるべく、自分を見下ろす敵王の目を真っ直ぐに見返す。その場で最期を迎えるはずだったティシアだが、王の目が彼女の髪に移り、見事な深紅の髪にその緑色の目を細めた時、運命は変わった――。
賢王と名高いジュライの褥に侍る身となった彼女を、彼は周囲の反対を押し切って正妃とする。滅んだ敵国の皇女であるティシアを謗る家臣や侮る後宮の女たち、正妃となってもオーシライの王宮は彼女にとって針の筵か氷室のようなものだった。そんな彼女を守るでもなく、疎んじるでもないジュライだが、彼の王としての威厳と人間としての魅力は次第にティシアの心を奪っていく。失った母国と家族、民への思いは絶ち難く、ティシアを苦しめるが、ジュライを知れば知るほど、母国が滅んだ責も非も、彼にはないことに気づかざるをえない。彼が気まぐれにみせる優しさや閨で彼女を「赤毛の女」と呼ぶかすれた柔らかい声もティシアの心をかき乱す。しかし、ジュライはティシアを愛しているわけではない。ジュライに滅ぼされたカティラゴの皇女としては許されず、また報われることもない、救いのない恋情を次第にティシアは募らせていく…。                     

INTRODUCTION :  
ネット海がいかに広く深くとも、愛憎うずまくどろどろの復讐劇でこの作品の右にでるものはまずないのではないでしょうか?更新が滞って久しいサイトさまでありますが、そりゃあもう、知る人ぞ知る、と申しますか、オンノベ恋愛作品のファンの方に復讐モノはとお尋ねしたら、必ずといってよいほど名前が挙がるのがこの作品です。それくらい隠れ?有名作品であります。

も〜っのすごくおもしろい作品です。読み出したら、止まりません。でも、でも、同時に、切ないをか〜るく越えて、と〜っても痛くて、と〜ってもキツクくて、と〜っても辛い作品なのであります。私的には、もう、超激辛だと思います。辛口好みの私が申すのですから、いかに激辛かお察しくださいませ。とにかく、痛かろうが、辛かろうが、私が読者として、ここまで感情を激しく揺さぶられる作品はそうございません。つまりそれは、取りも直さず、この作品が、いかに魅力と迫力と力量がある、見事な作品であるかも物語っているわけでございます。

戦勝国の王と敗戦国の皇女というオンラインの世界ではおなじみのカップリングですが、読者の予想と期待をぐさぐさと裏切りながら、それでいて作品のおもしろさと魅力は保ったままで物語は進みます。第一部の前半は、仇の褥に侍らねばらなくなった皇女の運命と、その揺れ動く心情が、もう切ないやら、じれったいやら、痛々しいやら…とにかく、すっかり感情移入できてしまうのです。それでも、ああ、ヒロインの思いが通じるといいなあと、まあ、割りとのんびり?楽しませていただきました。ところがです、だんだん、物語が進むにつれて、そんな悠長なことは言ってられなくなります。

懊悩と葛藤に苛まれながらヒーローへの愛を自覚したヒロインに、さらなる苦難が押し寄せます。ここがもう、痛くて痛くてたまらないのです。泣けてしまいます、ヒロインが可哀想過ぎて。ヒロインにすっかり感情移入してしまった私メは、読みながら、このヒーローを罵倒しまくりました。もう、できることなら、この王様の首を絞めてやりたかった!オンノベ恋愛作品の中で、彼は私メが許せないヒーローとしてぶっちぎりで一位です。

ネタバレをせずにご紹介するのが、非常に難しい作品でございます。なぜに、私がかくも彼を責めるのか。ヒロインとヒーローはどうなるのか。復讐とは誰が誰に対して、あるいは何に対して、いかなる形で果たそうとするのものなのか。またその結果はどうなるのか…?それを申しあげては、お読みになる方の楽しみを半減させてしまいますので、ぜひご自身でお確かめくださいませ。

人と人、国と国との愛と憎しみ、二代に渡る復讐劇は壮大で、まるで叙事詩のような趣さえあります。運命に翻弄されるヒロインの波乱に富んだ物語は、本当に読者をあきさせません。(あきるより何より、どうなるのよ、どうなるのよと、読み始めたら引き込まれ、ノンストップで読み進むしかないでしょう。)わかりやすく、読みやすく、丁寧な文章もそれに一役かっているのでしょう。読者を翻弄するほど見事で、ある意味潔いストーリーメーキングには脱帽します。そして、時として痛いと感じるほど見事な情景描写、映像的なそのシーンを読むだけで、作中人物の心中が想像できてしまうほどです。物語は第二部が終了し、第三部が始まったばかりで更新がストップしております。けれども、第二部の結末で完結としてもよいほど、物語として完成されておりますし、お腹?が一杯になるほど読み応えがございます。



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