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・長編
/完結/
現代
・年齢差
・年下
・腹黒
・Sキャラ
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ニセモノシガレット
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SITE NAME ; nisemono cigarette (ニセモノ シガレット) http://niseciga.holy.jp/index.html
MASTER : 南 潔 (みなみ きよし)様
CAUTION : 
STORY ; ニセモノのシガレット(お菓子の煙草)を口にくわえた少年が階段に坐っていた。驚いた夕凪は抱えてい箱からペットボトルを落としてしまう。それがきっかけで、彼女は時折り出会うその少年―馨と親しく言葉を交わすようになる。そっけなくて、年上の夕凪をたじたじさせてしまうほど大人びて辛辣かと思えば、気まぐれに優しく、そして綺麗な笑顔を見せる馨。馨と会えると嬉しい…素直にそう親友に語る夕凪に、かって彼女が同じように語った相手のことを思い出して、親友は心の中で警報を鳴らす。夕凪の告白に何の返事もせずに去り、それゆえに、行き場を失った恋心を長くひきづることになってしまった相手―玲人。二年ぶりに帰国した彼は、ある日突然、夕凪の目の前に現われる。
INTRODUCTION : もうすぐ一周年を迎えらる、とてもフレッシュなサイトさまですが、サイトと同名のこの作品の魅力でオンライン恋愛作品ファンの間ではかなりの人気を博しておられます。もちろん、管理人も大ファンでありまして、昨年はじめてこの作品を知ってからというもの、更新を楽しみに日参させていただいております。H20.6月現在、物語は、かなりの佳境にさしかかり、もう私メ、わくわくどきどきでございます。
完結を待ってご紹介させていただくつもりでおりましたが、更新を楽しみに連載を追いかけるのも、オンライン作品ファンにとっては、楽しみのひとつ。まして、この作品は、「これぞ、理想の連載モノ!」と思えるほど連載中ならではの醍醐味が味わえるのです。物語の前半部分では、一話一話の映像的な短いシーンが、まるでドラマのように切り替えられ、積み重ねられていきます。そして、だんだんと作者さまの術中に嵌り、読者がこの作品に夢中になった頃、文字数も増えた一話には大小の見せ場や山場が盛り込まれようになるのですが、それが盛り上がったところで、読者にとっては非情にも思える―to be continued ―となるのです。連載を追いかけている最中(今もですが)、くぅ〜この先が読みたいっ!―と、何度身もだえしたことか。本当に、作者さまの巧さが憎らしくなるほどです。その身もだえするほどのおもしろさと楽しさを、私メとご一緒にぜひ皆様にも味わっていただきたくご紹介に踏み切りました。ありがたいことに、作品の更新頻度も高いほうで、定期的です。(月に3〜4回)時折り間があくこともございますが、それとて、待ちきれなくなるほどではございません。なにより、この作品であれば、待ってもいい!否、待たせてください、待たせていただきます、とまあ、思わずとっても健気で従順なファンになってしまう作品です。
キャラもストーリーも実に、はっち好みでありますが、私がここまで、はまってしまったのは、シーン展開の巧みさももちろんですが、なによりもそれを引き立たせる、この作者さまの文章の独特の雰囲気によるものが大きいと思います。読みやすく、わかりやすい、でも、それだけではないのです。丁寧ではあっても、派手な修辞や、凝った言い回しなどはないこざっぱりとした文章なのに、なぜに、この作者様の文章は、読んでいてかくも快く感じるのでしょうか。そっけないと思えるほど訥々と語られていく文章の行間に、ひっそり控えめな情緒が綺麗に滲んで見えるようで、それが何とも言えず快く、そしてとても、しっくりとくるのです。夜明けの月のように清澄で、ひんやりとしていて、それでいて柔らかさと嫋やかがある文章です。ご説明するのは難しいですが、皆様もお読みいただければ、この、原因不明?ともいえる快さ、きっとご実感なさることと思います。
ヒーロー(たち)はもう最高です。なにしろ、屈折ヒーロー大好きなはっちでございます。そっけなくて、気まぐれ、大人びてはいるけれど大人ではない、アンバランスな魅力の年下の少年。そして、大人のずるさと冷たさ、優しさと寂しさと色気を滲ませる、年上の男。二人が二人とも、理想的な恋人には程遠い、かなりエゴイスティックで屈折している(に違いない)微糖(無糖かも?)タイプの困った男たち。でも、だからこそ、憎らしいほど魅力的で、セクシーで、スパイシーに女心をかき乱す要素に溢れております。こんな男たちに出会って翻弄されてしまうヒロインは、さて、ご愁傷様と憐れむべきか、女冥利に尽きると羨むべきか…私は当然羨ましいクチです。(笑)
さて、そのヒロインは、押しの強いタイプには押し切られてしまう、どちらかといえば大人しめの女性です、年齢の割りには危なっかしいところもあるのですが、それがことさら男性の庇護欲を誘うとも思えない、華とアクがあるヒーローたちに比べれば、かなり凡庸な雰囲気の女性です。けれども、恋愛作品として、山も谷もあるこの物語で、その時々の彼女の言動は自然体で、それがとても好感が持てるのです。作者さまが丁寧に描かれた彼女の性格や思考は、時折りヒーローたちにかき回されるとは言え、根っこの部分が非常に安定していて、気負いも気取りもなく、わざとらしく鬱陶しい卑下もありません。ありのままの自分をありのままに受け止め、そして、ありのままの相手をありのままに受け止めていくヒロインです。そんな、彼女の柔らかさ?はある意味人としての強さに通じ、凡庸に見えて、実は彼女は稀有な個性の持ち主かもと思います。翻弄されているように見えて、実は彼女こそがヒーローたちの心をざわめかせているのかもしれません。
ストーリーもキャラも、文章も、野暮ったさや泥臭さは微塵もありません。粋で、シックで、スタイリッシュな、都会的な洗練を感じさせる作品です。ストーリーは、かなりいい感じに盛り上がってきております。完結まで遠いのか、近いのか、それさえもまださだかではありませんが、とにかく皆様、ぜひお読みになってくださいませ。そして、はっちとご一緒に、ニセシガのおっかけとなって、馨と玲人の一挙一動に、一喜一憂いたしましょう!【2008.8.完結】
南潔様のサイトはこちら 

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