bloodbed
GENRE : オンラインコミック R指定なし
SITE NAME : 六歌 ricca http://ricca666.web.fc2.com/
MASTER : 紺野 ハル 様
CAUTION :



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作品のご紹介 :
近未来の地球世界。気候は大きく変動し、陸地の大部分は砂漠化、資源は枯渇、人口は激減した。わずかに残った人類は、砂漠地帯で生きる貧しい砂人と、そことは隔離された高度技術都市ノアに暮らす人々とに分かれ住む。しかし、ノアの中でも、地下都市(バロックシティ)に暮らす人々はアッシャーズ(灰屑)と蔑まされ人権もなく、上層部に住む市民(インサイダー)からの激しい差別と迫害に晒されていた。
スラムの片隅で、幼い頃より、お互いを唯一の拠所として生きてきた紫成と沙夢の兄妹。成長した紫成はバロックシティの警備を担う都市安全保障警備機構に所属し、沙夢は、無認可の診療所を手伝っていた。お互いがお互いにむける兄妹の域をこえた情愛に気づくこともなかった二人だが、沙夢が、バロックシティでは治療不可能な病に冒されたことから運命の歯車は回りだす。彼女の命を救うには、上層市民(インサイダー)となるしか方法はなく、そのために、紫成は深く憎悪していた警官となるための昇任試験を受けることを決める。アッシャーが警官となり、市民(インサイダー)となる―それは同胞を裏切り、その血を啜りながら生きていく事を意味し、その昇任試験は壮絶を極める。沙夢は紫成に自分のために、その生き方を変えないでくれと懇願するが…。


INTRODUCTION :
久々に出会った、シリアスWEBコミックのすんばらしいサイトさまであります。近未来世界で展開する、兄と妹の禁断の愛を描いたストーリーですが、もっのすごくおもしろいです!2人の恋愛模様もそうですが、この物語の舞台となる世界設定がまた格別であります。沈鬱ではあるけれど、骨太でとてもドラマティックなこの近未来の物語世界は、読み手をぐいぐいとひきずりこむだけの迫力と説得力にあふれております。兄と妹、お互いがお互いを思い合う2人のシーンには恋愛作品ならではの切ない情感があふれているのですが、この過酷な世界で展開するハードボイルドなシーンでは、クールでありながら緊迫感と迫力があって、これまた目が離せません。
繊細で怜悧な線で描かれた絵は美しく魅力的で、この作者さまの画力を感じさせます。端整でありながら、すこし硬質な印象を与える男性キャラたちの絵。それは、クールでストイックな彼らの内面を投影しているかのようで、この作品の雰囲気にとてもマッチしていると思いました。殺伐とした世界で生きる殺伐とした男たち、そんな中、オアシスともいうべきヒロインだけは、その絵姿も、男性陣とは対照的に柔らかに可憐に描かれておりまして、彼女の存在価値の大きさ?のようなものを表しているかのようでした。流血シーンもあるのですが、よい意味で生々しさを感じず、よって臆することなく読み進むことができたのは、どんなシーンであっても繊細さと端整さを失わない画風によるものが大きいのではないかと思いました。
ストーリー展開も、絵も、本格派で、正統派で、うーん、この作者さまがプロでないのが、本当に不思議としか申せません。本編は完結しております。連載中の【Tonic Water Kingdom】は時系列でいえば、本編の過去編。試運転中?の【Anghel × Blood】は続編(注:本編より流血シーン多目)にあたります。お遊び企画の【学園パロディ「六歌学苑」 】もまた楽しくてお薦め。
★コミックファンの方へおすすめ 新館でご紹介のWEBコミックは こちら
紺野ハル様のサイトはこちら




INTRODUCTION :
久々に出会った、シリアスWEBコミックのすんばらしいサイトさまであります。近未来世界で展開する、兄と妹の禁断の愛を描いたストーリーですが、もっのすごくおもしろいです!2人の恋愛模様もそうですが、この物語の舞台となる世界設定がまた格別であります。沈鬱ではあるけれど、骨太でとてもドラマティックなこの近未来の物語世界は、読み手をぐいぐいとひきずりこむだけの迫力と説得力にあふれております。兄と妹、お互いがお互いを思い合う2人のシーンには恋愛作品ならではの切ない情感があふれているのですが、この過酷な世界で展開するハードボイルドなシーンでは、クールでありながら緊迫感と迫力があって、これまた目が離せません。
繊細で怜悧な線で描かれた絵は美しく魅力的で、この作者さまの画力を感じさせます。端整でありながら、すこし硬質な印象を与える男性キャラたちの絵。それは、クールでストイックな彼らの内面を投影しているかのようで、この作品の雰囲気にとてもマッチしていると思いました。殺伐とした世界で生きる殺伐とした男たち、そんな中、オアシスともいうべきヒロインだけは、その絵姿も、男性陣とは対照的に柔らかに可憐に描かれておりまして、彼女の存在価値の大きさ?のようなものを表しているかのようでした。流血シーンもあるのですが、よい意味で生々しさを感じず、よって臆することなく読み進むことができたのは、どんなシーンであっても繊細さと端整さを失わない画風によるものが大きいのではないかと思いました。
ストーリー展開も、絵も、本格派で、正統派で、うーん、この作者さまがプロでないのが、本当に不思議としか申せません。本編は完結しております。連載中の【Tonic Water Kingdom】は時系列でいえば、本編の過去編。試運転中?の【Anghel × Blood】は続編(注:本編より流血シーン多目)にあたります。お遊び企画の【学園パロディ「六歌学苑」 】もまた楽しくてお薦め。
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