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・短編
/完結/
異世界
西洋風ファンタジー
・年下
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サンザシの棘
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SITE NAME : 氷 の 花 束 http://www.geocities.co.jp/Bookend-Christie/8265/index.html
MASTNER : 葉 山 郁 様 CAUTION : 
STORY ; 昔、サンザシの向こうで泣いている小さな弟を見つけたことがあった―。 高い塔の上に囚われた悲しみの姫君。 その手から全てを奪いさり彼女をそこに押し込めたのは、一人の優美で残酷な弟王子だった。 サンザシの棘を抜いた時から始まった、錯綜する狂気と一途すぎた恋心が辿りついた悲劇の結末
―――作者さま作品紹介文より
INTRODUCTION : マークを見てお分かりのように、この物語にはセックスという意味での性的なシーンはありません。それなのに、なぜ、ご紹介するかといえば、それはもう、このダークで耽美で、悲劇に美しく彩られたこの作品が、たとえ性的なシーンなどなくとも、はっちのロマンチシズムとエロチシズムをこの上なく快く刺激してくれる作品だからに他なりません。真の意味で美しさを持つものは、それが性的な表現を持とうが持つまいが、触れる者の官能に訴えるのだろうとしか言い様がありません。骨董の収集家にとって、名品が美しさを超えて官能的に映るのと同じだと思います。それくらい、美しく、優れたオンライン小説の名作だと思います。 ひとつひとつのシーンが美しく、会話は印象的、そして地の文にも抑えられた深い情緒が滲み出てきて、耽美としか言えず、ただただタメイキです。まさしく官能に訴える作品だと思います。それでいて、決して難解でなく読みやすく、読む者の中に、すとんと落ちてくる文章、秀逸です。何度でも読みたくなり、またその世界に浸りたくなる作品です。 情緒に偏り過ぎない抑えられた筆致、抑えたからこそ、無言で読者に流れ込んでくるものがあり、それが最高でした。
葉山郁様のサイトはこちら 

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